2024/03/01 23:25
スペンサー トリックスです!
私は普段、オリジナルをガンガン入れつつも、いわゆる《普通の》既存ネタもどんどん盛り込んで演じています。
その理由は、やはりクラシックと言われる演目には長く演じられる本質的な魅力があるからです。
ただ、クラシックをそのまま演じる気には全然なれず、必ず自分なりのプラス要素やアレンジを加えて演じてしまいます。
今までの経験上、オリジナルアレンジを加えた方が盛り上がる傾向にあります。
売りネタをそのまま演じたところで、意外性もないので予測がついてしまいますが、効果的なアレンジを加えることによって、予測不能な要素を加えることができます。
シンプルな演目であればあるほどその傾向は強く、オリジナリティをガンガン入れていくことができます。
また、演目同士の組み合わせの要素によって、
元々持っているポテンシャルを何倍にも引き出すことが可能になります。
「そんな初歩的なマジック、今更最前線で
演じません(笑」というようなマジックこそ、実はこの上ない破壊力を持っていたりと、意外と演者側の主観とは異なるものを持っていたりします。
私がそんなことを考えつつ、今回演じているのが以下の6ネタです。
『カラーリングブック』
『Bウエーブ』
『フローズン・イン・タイム』
『プレステージ』
『5本ロープ』
『首剣』
ベタであればあるほど、観客への浸透率は高く、そこにオリジナルアレンジを加えることによって、何倍ものリアクションが期待できます。
正直ここを知ってしまうと、既存のマジックをそのまま演じていることがいかにリスクの高いことかに気付かされます。
正直言って、原理さえわかっていればノーテクニック誰でも演じられる『カラーリングブック』や『首剣』に関しても、アレンジの可能性に気づくことによって、実際のライブパフォーマンスが何倍ものエネルギーを持つものになるでしょう。
「テクニック」ではなく「プレゼンテーション」。
今回の『プレミアマジック!』@道新ホールでも、既存ネタをガンガンアレンジして演じて大いに盛り上げていますので、今後のプレゼンテーションの参考にしていただけたら嬉しいです。
そんな『プレミアマジック!』フルセットですが、在庫がどんどん少なくなってきています。
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