2023/01/29 12:41
スペンサートリックスです。
今回は予定を変更して「相手の心を読むのに最適なアイテム」をご紹介します。
その名は『トップライター』。
私自身が既存の「スワミギミック」へのアンチテーゼから作り上げた「最も実用的なマインドリーディングギミック」です。
スワミギミックの魅力の本質は「短い時間で相手の心の深い部分にズドンと突き刺さる」という部分です。
思い返すのも面倒なくらい、この手のアイテムは購入し尽くしました。一般的なサムライターからブーンライター、バグライター、その派生や内臓型ライターなどまでほぼあらゆるものを。
しかしながら、その現象を達成するためにそれまで発表されてきた商品は「実用性」の面では満足できるモノではありませんでした。
私が『トップライター』に求めた「実用性」の定義は
❶手をクリーンに示すことができる
❷ボールペンのハッキリした文字で表せる
❸思い立ったらタイムラグなく演じられる
❹ポケットが汚れない
❺リフィルが容易かつ安価に入手でき、ペン先のカスタマイズが可能(太さや色など)
ひとつひとつ見ていきましょう。
❶手をクリーンに示すことができる
『トップライター』は新デザインのギミックと計算し尽くされたハンドリングにより、手順の中で手(書く方の親指)を公明正大に示すことができます。
既存のスワミギミックの残念な点として、「書く側の親指をクリーンに見せられない」ということが挙げられます。親指が常に他の4本の指の陰に隠れる「怪しい手の形」はやはり違和感が出てしまい、観客から見て消去法で一番怪しい部分がクリーンに示されないことで若干のモヤモヤが残ってしまいます。
「なんか手が怪しかったよね」という疑念を完全に払拭できるのが、このアイテムが既存商品と一線を画す点です。
❷ボールペンのハッキリした文字で表せる
『トップライター』で表す文字はボールペンで書かれたもので、濃い文字でハッキリと示すことができます。
既存商品で多いのは「鉛筆」や「ダーマトグラフ」ですが、それぞれデメリットがあります。
「鉛筆」:ポケットは汚れにくいが、線が薄く、わざわざ鉛筆を使うことに違和感を感じる
「ダーマトグラフ」:線は見やすいが、そもそも日常生活でまず見ることのない筆記具なので、怪しすぎる
やはり日常生活で自然に演じるためには「ボールペン」が最適です。
例外的に「マーカー」を使ったものも最近出てきていますが、ボールペンは筆圧をかけてペン先のボールを転がさない限りインクが漏れることがないので、最終的な結論としてボールペンに落ち着いたものです。
❸思い立ったらタイムラグなく演じられる
既存のスワミギミックは装着するのに粘着物を使ったりして、「演じよう」と思った瞬間から実際に演じ始めるまでに「モタつき」が生じてしまうことが多いです。
『トップライター』はポケットに放り込んでおけばいつでも演じられるアクセスの良さが特徴です。思い立った瞬間から2秒で準備完了するので、フットワーク最軽量の新しいスワミギミックです。
使い終わった後の処理も一瞬ですので、演技が終わった後で、使った道具と両手をすべて調べてもらうことが可能です。
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《後編へ続く》