2022/12/09 01:11


スペンサートリックスです。


今回ご紹介するのは、「スパイク・ルーティン」と呼ばれるジャンルの亜種、『ハンプティジュニア』です。


テーブルに並べられた複数の紙コップ(または紙袋など)のうちのひとつに上を向いた釘やナイフなどを観客に隠して場所を入れ替えてもらい、マジシャンは空だと思うカップを素手で次々と叩き潰していく。そして最後に残ったカップに鋭い釘などが入っているという危険度MAX、ハラハラドキドキのマジックdeath・・・


という感じなんですが、『ハンプティジュニア』のひと味違うところは、「スパイクルーティン」の緊張感やゲーム感はキープしつつ、流血要素だけを外すことで、子供からお年寄りまであらゆる世代や現場でのパフォーマンスが可能になります。


また、使うものを観客にさりげなく調べさせられることができ、道具自体もごく自然なものですので、とてもオーガニックなマジックになります。


それでいて、「失敗したら生卵が飛び散って観客席まで飛んでくる」というようなスリルがしっかりありますので、会場全体が緊張に包まれます。


「スパイクルーティンは興味あるけど、失敗して手を怪我するのが恐くてまだ手を出せていない」


そんな方の入門編としても最適ですし、何よりどんな場でも演じられる実演ハードルの低さが何よりの魅力です。


通常のスパイクルーティンと異なるハズレカップの開け方もダイナミックで大きな演技になります。


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