2022/10/26 22:10
先日、サンドウィッチマンのお二人と共演した『熱烈!ホットサンド!』が再放送されているのをたまたま見ることがありました。
もう6年以上前になりますが、そのときトリで演じていたのが『フォントリア』でした。
一連のマジックのあと、足の違和感を訴え、
スペ:「今日は靴に小石が入ってしまったみたいなんですが、お二人とお会いするまで意外と時間がなかったので小石を入れたままパフォーマンスしちゃいました。今出してもいいですか?」
(スペ、脱いだ靴を傾けると、直径2センチ以上ある大きなダイヤモンドが1つ出てくる)
伊達さん:「めっちゃ入ってんじゃん!」
富澤さん:「ははは」
スペ:「もう少し入ってるみたいで・・・」
(スペ、さらに靴を傾けると、おびただしい数のダイヤモンドが靴の中から流れ出てくる)
サンドウィッチマンのお二人:「おお、うわ、えええー!!」
スペ:(ダイヤを出し切って)「ふうっ、これで足も痛くないはず」
伊達さん:「病院行ったほうがいいよそれ!」
といった予想だにしない展開にお二人とも驚愕しながらそのシュールさに大笑いしていました。
そう、『フォントリア』の素晴らしさは現象の「不可能性」と「現象の予想外感」です。それまで間違いなく履いていた普通の靴から、ありえない量の物体が溢れ出てくるという徹底した突飛性。
観客にとって斜め上どころでない角度で現象が起こるため、100%確実に大きなリアクションを得られます。
クロースアップなどで演じたらそれはもうとんでもないことになりますが(観客は一生忘れないでしょう)、サロンやステージなどあらゆる場面で効果的に演じられる汎用性も持ち合わせています。
原理はシンプルで、セットに気を遣うこともなく、他のマジックとの干渉も少ないため、非常に取り入れやすい演目になっています。
「フォントリア・ギミック」を使えば、ダイヤモンドのほか、普通にあるような石を大量にセットして、「小石だと思ったら普通に2センチくらいの石がたくさん出てくる」という演出はもちろん、履いていた靴から10センチほどの釘が100本以上出てくるというショッキングな演出も可能です。
また、おまけとして基本的な原理を用いた「今まで履いていた靴から、中身がいっぱい入った500mlのペットボトルが出てくる」という現象も解説していますので、一粒で何度も美味しい充実した内容になっています。
さらにこの演目を取り入れるメリットとしては、これを演じることで、何も言わずとも「クライマックス感」「エンディング感」を明確に演出できますので、ショーを《わかりやすく締めくくる》ことができます。
今まで「トリネタを演じた後も観客が終わりだと気づかなくて、自分で『これで終わりです』と言ってしまっていた方」などにはまさに「自動的に締まる」救世主アイテムでしょう。
ギミックも耐久性があり、ずっと使えますので、ネタの持続性としても理想的です。
まだ手に入れていない方は、この応用範囲の広いデバイスをぜひゲットしてみてください!
【実用性が売り!理想的締めトリック『フォントリア』数量限定セール!】