2021/07/01 11:12
マジックライブを行う際は出来るだけオリジナルのものを演じるように心がけているスペンサートリックスです。
今回の釧路公演でも自分のネタをどんどん盛り込みました。
ハイライトとしては前回お伝えした『LCC』をツールとして使ったアンディ・ナイマン原案ネタ(第3部トリマエ)の他、第1部のクライマックスで『パステルキラー!』を演じました。
演技が始まると、100人近くいる会場の雰囲気がビリっと引き締まり、緊張感に張りつめます(この「空気変化」「空気のコントロール」が『パステルキラー!』の持つ最大の魅力かもしれません。緊張した状態から、パッと弛緩させて笑いを入れるだけで確実にウケます)。
そんなやりとりから実際の「カップを叩き潰す」シークエンスに移ると観客席が「ビクッ」となるのが伝わってきます。
そして最後の2択をサヴァイヴして、残ったカップを持ち上げた瞬間、会場からほっとしたため息とともに大きな拍手が沸き起こります。
数秒の間その拍手を堪能してから、あえて拍手を制止し、最後の予言公開でさらに大きな拍手が降り注ぎます。
この流れに関しては、今も解説動画でお伝えしているオリジナルのシナリオをほぼそのまま使っています(それ以上に直す必要性を今は感じていません)。
『パステルキラー!』は道具がある程度コンパクトに収まるため、元々は30〜50人くらいのパーラーショーで演じることが多かったですが、あえて今回100人規模で演じてみて、その強力さを再認識しました。
使用するシリコンカップは色鮮やかなので遠目が充分効き、スパイクについては前方の観客に確認してもらうことで、本当に危険なものであることが伝わります。
予言の紙はA4の紙に大きく印刷することで後方席までしっかりと見えます。
今回は「ソーシャルディスタンスを確保して演じる」という縛りがあったので、あえて演目に入れてみましたが、予想を上回る盛り上がりに、このマジックの魅力を再確認しました。
現在、『パステルキラー!』も在庫が少なくなってきていますので(現在残り10セット弱)、クロースアップから100人規模のステージまで幅広く演じられる実用的なマジックをお探しの方は、ぜひ使ってみてください!カラーバリエーションは3色です。
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