スペンサートリックスです。

今朝投稿したワインリリースの投稿ですが、エイプリルフールの嘘です。

今回はエチケットのデザインまで行い、架空の商品ページまで作ってみました（念のため、初めから「品切れ」の状態にしておきました）。

思ったよりも反響が大きく、再入荷の問い合わせも多数いただきました。

また、「買おうと思ったら売り切れだった。なんとかならないか」「家族の分も欲しい」「離れて暮らす娘に送りたい」「６本欲しい」など個別にメッセージも多数いただきました。

驚きは細部に宿るとでも言いましょうか、今回は今まで以上にディテールにこだわって事前にしっかり準備したので予想以上の反響にニヤニヤしてしまいました。

毎年「エイプリルフール」には悩みます。

「嘘をついてもいい」といっても、何でもアリなわけではなく、誰かを傷つけるものや心配させるもの、嘘と分かったときにガッカリさせるものはＮＧで、嘘と分かったときに「あー！なんだそうかー！今日エイプリルフールだったね！」と笑って膝をポンとしてもらえるようなものでなければなりません。

嘘としての信憑性も重要で、普段の自分のライフスタイルに沿っていて「ありそう」と思わせる必要性があります。さらに嘘に使う道具などのクオリティも重要です。

諸々の条件をすべてクリアして初めて、信憑性がありつつ誰も傷つけることのない「白い嘘（white  lies）」をつけるわけです。

なによりも重要なことは、仕事の役に立つわけでもなく、家族の役に立つわけでもないこういうくだらないことを本気で楽しんで実行することです。

まだまだコロナ禍ですが、あえてくだらないことを全力でやってみることで見えてくる人生の豊かさもあります。

来年も「真っ赤な白い嘘」をお届けできるように頑張ります。赤ワインだけに。